【ウイスキー テイスティング】マッカラン10年 ウイスキーライブ記念ボトル
【基本データ】非常に希少性の高いマッカランの限定品
・酒名 ［ マッカラン10年 ウイスキーライブ記念ボトル ］
・容量 ［ 700ml ］
・アルコール度数［ 52.9% ］
・原産国 ［ スコットランド・スペイサイド ］
・入手難度
容易 やや困難 極めて困難
1・・・2・・・3・・・4・・●5
・カクテルベースとして
難しい 普通 向いている
1・・・2・・・3・・・4・・・5
0● 使ってはいけない（もったいない）
色合い
濃淡
無色透明 琥珀色 近黒色
0・・・・・・・・・1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・・●・・・・・・4
・カラー［ 非常に濃いマホガニー色 ］
香り
赤果実系
・イチゴ ・ラズベリー ・サクランボ ・リンゴ
黒果実系
・カシス ・ブルーベリー ・プラム ・黒ぶどう
柑橘系
・オレンジ
トロピカルフルーツ系
・ライチ ・マンゴー ・パイナップル
その他果実
・マスカット ・桃 ・アプリコット ・フランボワーズ ・マーマレード
花、草木、自然系他・
・バラ ・ラベンダー ・スモーク臭
樽香、熟成由来の香り
・シェリー樽香 ・カカオ ・チョコレート ・バニラ ・葉巻
アタック・第一印象
弱い 普通 強い
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・・・・・・・・・4●・・・・・・・・5
コメント［ 強い、カスクストレングス＋シェリーのアタック ］
味わい・テイスティング
甘味
弱い 普通 強い
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・●・・・・・・・4・・・・・・・・・5
コメント［ シェリーの焦げたような甘み ］
苦味・渋味
なし 普通 強い
0・・・・・・・・・1・・・・・・・・・2・・・・●・・・・3・・・・・・・・・4
コメント［ 樽の内側を焦がしたような苦味、強め ］
凝縮感・熟成感
弱い 普通 強い
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・・・・・・・・●4・・・・・・・・・5
コメント［ 10年以上の熟成感、カスクストレングスによるものかも ］
個性
弱い 普通 強い
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・・●・・・・・・4・・・・・・・・・5
コメント［ ウィスキーライブの記念ボトルとしての珍しさ ］
味わいから感じるフレーバー
・スパイシー ・ヨード ・ウッディ ・オイリー
・フローラル ・フルーティ ・スモーキー
飲み口（風味・酒質）
・豊かな ・豊潤な ・贅沢な ・味わい深い ・確かな
・しっかりした ・ゴージャスな ・華やかな ・芯のある
・厚みのある ・濃密な ・深みのある ・コクのある
・コシの強い ・濃厚な ・ボリュームのある ・情熱的な
・力強い ・骨太な ・がっしりした ・パンチの効いた ・パワフルな
・熱っぽい ・ヘビーな ・重厚な ・強烈な ・重量感のある
・インパクトのある ・キックの強い ・複雑な ・凝縮感のある ・焦げたような
バランス
平凡 一般的 良好
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・●3・・・・・・・・・4・・・・・・・・・5
コメント［ ストレートで飲むには強烈 ］
ボディ・骨格
ライト ミディアム フル・ヘビー
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・・・・・・・・●4・・・・・・・・・5
コメント［ かなりのフルボディ ］
フィニッシュ
短い 普通 長い
1・・・・・・・・・2・・・・・・・・・3・・・・・・・・・4●・・・・・・・・5
コメント［ 長く残る ］
総評・コメント
まず最初に感じるのは、非常に複雑で多様なトロピカルフルーツなどのフルーツの香りです。
通常のウィスキーで出てくるような、スパイス系やシリアル（穀物）系、アルコール系の香りはほとんど感じられません。
いったん口に含むと、シェリーの風味や樽の内側を焦がしたような苦み、チョコレートを想像させる味わいが次々と現れてきます。
ただこちらのボトルはカスクストレンクス（加水をしてアルコール度数を下げる処理をしていない）ですので、５２．９％とかなり高めのアルコール度数となっています。
そのままストレートで飲むにはあまり向いていないボトルですね。
加水をしてアルコール度数を下げると、先ほど挙げたチョコレートやシェリーの風味がよりマイルドで伸びやかに感じられ、心地よい余韻が続きます。
個人的には、４０％から４５％ぐらいの度数が一番バランスがよく、このボトルのポテンシャルを最大限に引き出しているように思いました。
こちらは「ウィスキーライブ」の記念ボトルになりますので、人気のある「マッカラン」の中でもとりわけ希少性の高い限定品になっています。
今入手しようとすると、ネット上では２０万円程度で取引されていて、いわゆる「コレクターズ・アイテム」と化しています。
一般の消費者にはなかなか手の届かない「高嶺の花」ですが、一度は飲んでみたいボトルですね。
